読売ジャイアンツの新守護神として絶大な存在感を放つ「大勢(たいせい)」投手。
本名は珍しい苗字なんですよ。
そして、下の名前だけの登録名が話題ですよね。
なぜ巨人では異例の“名前のみ”なのか?そこには、原辰徳監督の決断と、母が込めた特別な想いがあったそうです。
今回は「大勢 本名 読み方は? 登録名なぜ?」という疑問を徹底解説し、守護神としての魅力もたっぷりお届けします。
大勢の本名と苗字は?読み方と珍しい姓の由来
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— 翁田大勢/taise ota (@taiseiohta15) March 22, 2023
大勢選手の本名は「翁田大勢(おうた たいせい)」です。
「翁田(おうた)」という苗字は全国でもおよそ100人程度しかいない珍しい姓で、兵庫県を中心に見られます。
読み方を「おおた」と間違われやすく、特に野球界では同じ巨人に「太田龍(おおたりゅう)」投手が在籍していることから混同されがちです。
そのため、巨人入団当初から「本名よりもまず“名前”で覚えてもらおう」という方針が固まりました。
読み方は下の名前も含め「たいせい」で、「おおぜい」ではありません。
地元兵庫県の自然豊かな環境で育ち、高校、大学と地道に成長を重ねた大勢投手。
珍しい苗字と共に、その名が全国に響き渡るまでの物語は、守護神としての輝きとともにファンの心をつかんでいます。
いや〜、「翁田」って名字、響きからしてカッコいいじゃないですか!
しかも全国100人ほどって、ほぼ“レアポケモン”級(笑)。
珍しい苗字って、それだけで覚えてもらいやすいのに、野球界では発音の似た選手が同じチームにいるという運命。
そこから“名前勝負”に切り替えた判断、これもまたプロとしてのブランディング戦略だな〜と感じます。
私としては、この苗字も大事にしてほしいですが、「大勢」という登録名がインパクトを最大化させているのも事実。
なぜ登録名が「大勢」だけ?巨人初の日本人選手・名前のみ登録?
巨人において、日本人選手が“下の名前だけ”を登録名とするのは大勢が初めて。
背景にはチーム内の事情あり
苗字「翁田(おうた)」は、同じく投手の「太田(おおた)」と発音が似ており、実況やファンの間で混乱を招く恐れがあったのです。
🎉Happy Birthday🎉
今日は #太田龍 投手の24歳の誕生日です🎊
おめでとうございます㊗️#hbd #不屈#遅くなってごめんなさい#巨人#ジャイアンツ#giants#東京#tokyo #プロ野球#野球 pic.twitter.com/bdsepEwQ0i— 読売巨人軍(ジャイアンツ) (@TokyoGiants) November 15, 2022
そこで原辰徳監督が「いい名前だし、大勢でいこう!」と提案。
外国人選手や移籍組では名前のみ登録の例もありましたが、生え抜き日本人選手では極めて珍しい決断でした。
この結果、背番号「15」と共に「大勢」という短く覚えやすい登録名が、球場アナウンスやメディアに映える形で浸透。
名前だけでインパクトを与える存在は、プロ野球界でも異彩を放っています。
これ、私めちゃくちゃ好きなエピソードです。
だって、監督自ら「いい名前だし」と背中を押すなんて、普通ないですよ。
名前って選手の看板ですからね。
それを最初から“売れる形”に整えてあげるのは、マーケティング的にも100点。
私の塾生にもよく言いますが、覚えてもらいやすい名前は最大の武器。
大勢選手はもう名前だけで球場を沸かせる力を持ってます。
「大勢」という名前の意味と母の想い、原監督のひと言
「大勢」という名前には、母・いずみさんの深い想いが込められています。
出産予定日を約2週間過ぎ、多くの人に見守られて誕生したことから「大勢(おおぜい)に見守られて」という意味がまず1つ。
そして当時流行していたドラマの登場人物名「一生(いっせい)」から着想し、“一”よりも“より大きく”という願いを込め「大」に置き換えました。
響きの良さも決め手となり「大勢(たいせい)」が誕生。
原監督もこの名前を聞いた瞬間「いい名前だし、いいね」と評価し、そのまま登録名に採用しました。
単なる混同回避ではなく、本人のルーツと魅力を活かす戦略的なネーミングだったのです。
いや〜、お母さんのネーミングセンスが秀逸!由来が二重構造になっていて、どっちを聞いても温かくてドラマチックなんです。
私も情報販売で「名前の由来」を大事にしろってよく言いますけど、大勢選手のケースはまさにそれ。
原監督の「いいね」の一言で、名前がさらに光り輝く。
こういう“物語のある名前”は、ファンの心をぐっとつかみますね。
登録名なぜ?が、ファンやメディアにインパクト抜群
登録名「大勢」は、ファンやメディアでもインパクト抜群。
SNSでは「たいせいくん」「たいせー」「巨人の大将」など愛称が広がり、応援の掛け声もシンプルで力強いものに。
クローザーとしての大役を任され、プロ初年度からセーブ王争いを繰り広げた大勢投手。
その堂々たるマウンド姿と短い登録名は、まさに守護神
さらに「鬼滅の刃」のBGMを登場曲に選ぶことで、試合終盤の球場は独特の緊張感と高揚感に包まれます。
名前のインパクトと実力が相乗効果を生み、今や「大勢」という2文字は巨人ファンにとって安心と期待の象徴となっています。
もうここまで来たら、
「大勢」という名前は完全にブランドです。
短い、響きがいい、覚えやすい、呼びやすい。
応援の声も通りやすいし、球場全体が一体化する感じがします。
鬼滅の登場曲との組み合わせは、マーケティング的にも最高の演出。
私はこの流れで“大勢現象”がさらに広がる予感しかしません。
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