ソフトバンクホークスの剛腕リリーバー“フジイコウヤ”こと藤井皓哉投手。
その魔球「フォースラ」は、フォークとスライダーの中間という異色の変化球で、打者のバットを次々と空を切らせています。
本記事では「藤井皓哉 フォースラ 投げ方 軌道」をキーワードに、握り方や軌道の物理的特性、成績までを科学と実戦データをもとに徹底解説!
野球ファン必見の、熱すぎるフォースラ特集、開幕です!
藤井皓哉の“フォースラ”とは?誕生の背景と軌道の秘密
藤井皓哉選手、通称“フジイコウヤ”は広島カープからプロ入り後、一度はNPBから姿を消しながらも、四国アイランドリーグでの努力を経て2022年にホークスで見事復活。その鍵を握ったのが、あの「フォースラ」です。これは“フォーク+スライダー”の造語で、藤本監督が名付けたとも言われています。
この球種の最大の特長は、「スライドしながら鋭く落ちる」という超異次元な軌道。
従来のフォークが縦落ち、スライダーが横滑りするのに対して、フォースラはその両方を融合。
打者から見ると、見た目は直球のように見えて、縫い目が丸見え。
まさに“魔球”という名にふさわしい存在感を放ちます。
軌道はジャイロ回転によるものが中心。
これはバックスピンではなく“回しながら飛ぶ”銃弾のような回転です。
この回転が「重力に任せて一気に落ちる」動きを生み、打者はボールを追うことができません。
変化が縦か横かも読めず、これが藤井の三振ショーを支える最大の秘密なんです。
正直…こんなに“クセ強”な変化球、反則でしょ(笑)
でもそれを使いこなす“フジイコウヤ”の努力の深さに私は毎回シビれます。
独立リーグでの下積み、リリーフ転向の決断、そのどれもが“この魔球”を生むための伏線だったかのよう。
あのキレ、あの軌道…プロスピAでも反則級ですが、現実はもっとすごい。
これが夢じゃなくて現実なんですから、応援せずにはいられません!
「フォースラ」の握り方と投げ方の極意
まず「握り方」です。
普通のフォークボールは、人差し指と中指で挟み、抜くようにリリースするのが定番。
ですが藤井選手は違います。
中指を深く入れ、強く引っかけるように投げる。
その結果、球速は134km/h前後と通常のフォークより2~3km速くなり、変化も鋭くなるのです。
次に「投げ方」。
リリースの瞬間、時計回りに腕を振ることで、ジャイロ成分を増幅。
この独特の回転が、魔球“フォースラ”の命。
見た目はストレート。
だけど、打者の前で“シュン”と落ちる。まるでマジックのような瞬間です。
この握りとリリース、実は他の投手にはマネができません。
本人いわく「中指で思い切り引っかける感じ」。
この感覚を理解するには、相当な試行錯誤とトライ&エラーが必要。まさに、藤井皓哉にしか投げられない、唯一無二の魔球です。
いやーもう…この握り方と投げ方、聞いただけで「職人芸」すぎて鳥肌です。
しかも藤井選手、自分の身体と向き合いながら、ジャイロ成分とか回転軸とか、理論でも理解してるからすごい!
「感覚と理論の融合」、これぞ一流投手の証です。
まさにプロの技。わたし的には「全野球少年が見習ってほしい」教科書レベルの投球哲学だと思っています。
「フォースラ」はなぜ打てない?数字で読み解く魔球の威力
2022年シーズンのフォースラは、驚異の“空振り率53.4%”。
つまり、2球に1球が空振り。さらに被打率はたったの“.072”。
これってパ・リーグNo.1、千賀滉大投手すら上回るというから驚きです。
回転数が少ないため縫い目が“見えすぎて”逆にタイミングが取りづらい。
プロでも「見えすぎて怖い」と評する打者もいます。
藤井投手の三振数81、与四球4という制球力も魅力のひとつ。
いわば“制球力×変化量”のハイブリッド型ピッチャー。
それが“フォースラ”を最大限に活かす秘訣でもあります。
しかもロッテ相手には9試合で防御率0.00!
セ・リーグとの交流戦でも無失点続出。
この球が“通用しない相手”が、今のところ見当たらない…というのが藤井皓哉というピッチャーの本当の凄さです。
数字って正直ですね。
「打てない球です」と言われても信じきれないときあるけど、この被打率と空振り率を見た瞬間、全てが腑に落ちました。
打者にとっては“バットを振らされている”状態。
こんな痛快なシーン、もっともっと増やしてほしいです!そして個人的には…MLBでこの魔球を見たい!!
ジャイロ成分ってなに?
藤井皓哉投手の魔球「フォースラ」には、よく「ジャイロ成分がある」と言われます。
これ、ちょっと難しそうに聞こえますが、ざっくり言うとこうです👇
🚀まずはイメージから!
ジャイロ回転とは、「鉄砲の弾」や「アメフトのボール」がグルグル回りながら真っすぐ飛んでいくときの回転のこと。
野球のボールで言うと、こんな感じです👇
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🔄 普通のストレート:バックスピン(後ろにクルクル)で、浮くような力がかかる
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🔻 フォースラ:ジャイロ回転(斜めにクルクル)で、ボールがズシンと落ちていく
💡なぜ落ちるの?
ストレートのような「バックスピン」がかかると、空気の力で少し浮き上がるように飛びます。
でも、フォースラに含まれるジャイロ回転は「揚力(うきあがる力)」がかからないから…
👉ボールはそのまま“重力に引っ張られて”ズドンと落ちる!
しかも!
その回転によって、「横にすべるような変化」も時々起きる。
だから打者からすると…
「まっすぐ来たと思ったら、急に落ちた!」
「いや、今度は横に曲がったぞ!?」
と、大混乱になります。
🧪つまりまとめると!
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ジャイロ成分が多いと ➡️ 縦にズドンと落ちる
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ジャイロ成分が少ないと ➡️ 横にスライドすることもある
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これが「どっちに変化するか分かりにくい」フォースラの最大の強み!
「未来の魔球」フォースラが描く、次世代ピッチングのかたち
藤井皓哉選手は今も進化を続けています。
カーブ習得に取り組んだり、リリーフとしての役割を明確にしながら、試合での配球にも工夫を凝らしています。
特に印象的なのが「14球連続ストレート→フォースラで三振」の場面。
これはフォースラに絶対の自信がないとできません。
まさに“真っ向勝負の美学”を感じる投球です。
また、東京工業大学の研究によれば、フォースラはジャイロ回転によって、フォーク以上に“揚力を失って落ちる”特徴があるとされており、これは将来の「魔球設計」にも活かされる可能性を秘めています。
今や藤井皓哉=“フォースラの申し子”。この魔球が、プロ野球の常識を変える日は近いかもしれません。
どんどん進化していく藤井選手を見てると、「天才って努力の塊なんだな」って思います。
投手って“完成形”がないからこそ、こんなに深く魅せられる。
今のフォースラもすごいけど、来年再来年、どうなっちゃうのか楽しみで仕方がありません!
目指せ世界!目指せMLB!フォースラ、バンザイ!!
まとめ
藤井皓哉選手のフォースラは、投球術の結晶であり、物理学と感性が融合した“芸術の域”にあります。
彼の投球を観るだけで、野球の奥深さに引き込まれます。
今後も間違いなくNPBを、いや世界を震わせていく存在です。
応援するぞ、フジイコウヤ!!
Let’s フォースラッ!!
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