「ババちゃん」の愛称で親しまれる馬場皐輔投手。
仙台育英で頭角を現し、仙台大学で開花、2017年ドラフトでは阪神・ソフトバンクが競合する注目選手となりました。
現在は読売ジャイアンツで中継ぎとして活躍中。
彼の歩みは、栄光と試練の連続でした。
本記事では、馬場選手のドラフト秘話、高校・大学での成績、そして巨人移籍後の成長を、データと情熱で解説します。
馬場皐輔という男の真の実力と未来を見届けましょう！
仙台育英時代から光るポテンシャル〜甲子園で見せた“勝負師の顔”
仙台育英のエースナンバーを背負った馬場皐輔。
2年秋からベンチ入りし、当時の右のエース鈴木天斗との“二枚看板”で東北大会優勝、全国制覇を果たす活躍を見せました。
甲子園でも、2013年春には早稲田実業戦で7回1失点、高知戦では4回無失点と安定した投球。
夏の甲子園でも救援で結果を残し、いかに勝負所で力を発揮できる投手であるかを証明してみせました。
高校通算で防御率1.35、奪三振率7.88は特筆すべき数字。
当時からスライダーとストレートのコンビネーションで緩急を操り、打者を翻弄するスタイルは完成していたのです。
「球速よりも、組み立てで勝負する投手」という印象を植え付けた時期でした。
その後の仙台大学進学は、「勝てる投手」から「プロを目指す投手」への転換点。
「仙台育英の制球派右腕」が、「剛腕＋技巧派」のハイブリッド型へと変貌する準備が始まったのです。
仙台育英という名門の中でも、馬場選手は際立ってましたね！私の中では、「あの冷静さ、でもゾーンに入ったときのギアチェンジ感」が強烈に印象に残ってます。
高校時代ってフォームもブレやすいし、精神的にも未熟な部分が出やすいのに、ババちゃんはすでに“大人の投手”だった印象です。
甲子園で見せたピンチでも動じない姿、あれぞ真のエース。
ここから先の進化を知ると、もっと応援したくなります！
大学で圧巻の進化！ドラフト1位を引き寄せた“60奪三振”の怪物記録
仙台大学では1年から救援で登板し、防御率0.93と衝撃デビュー。
最終学年では“神がかり”の投球内容を見せます。
4年秋リーグでは37イニングで60奪三振、防御率0.49、無敗の5勝。
奪三振率14.59という“異次元の数字”を叩き出しました。
ドラフト前、最速155km/hを記録したストレートは“手元で浮き上がる”とスカウト陣から絶賛。
加えてスライダー、カットボール、スプリット、縦スラなど変化球の多彩さとキレも一級品。
巨人の柏田スカウトが「指先の感覚が良い」と評したように、単なる剛球派ではない完成度の高い右腕へと成長しました。
福岡ソフトバンクとのドラフト抽選を制したのが阪神。
まさに“狙ってでも獲りたい男”だったのです。
大学時代の馬場投手は、本当に“怪物”でしたよね…。
奪三振率14超えって、もう草野球ならキャッチャーも怖がるレベル（笑）。
やっぱりね、数字って正直なんです。
しかも、この数字を地方大学で出したことにも大きな意味があります。
「強豪ひしめく舞台」で戦ってきた経験は、のちのプロ生活でも絶対に活きてますね。
私はこのドラフトの瞬間、「やっぱりきたか！」って震えましたもん！
| ドラフト 評価ポイント | 詳細・備考 |
|---|---|
| 最速155km/hの速球 | 大学時代に記録。バッターの手元で浮き上がる威圧感 |
| 多彩な変化球（スライダー、カットボール、スプリット） | スライダーには特に自信。カットボールやスプリットも駆使 |
| 気迫ある投球スタイル | マウンドでのギアの上げ方、ピンチでの集中力 |
| 大学時代の成績 | 4年秋5勝、37回で60奪三振、防御率0.49。奪三振率14.59 |
| 先発と抑えの両方をこなす器用さ | 大学での起用法。柔軟な役割適応力 |
| スタミナとケガに強い体作り | 体のメンテナンスに努め、長いイニングも投げられる |
| 高い適応能力と修正力 | 試合中に球種や配球を柔軟に変えられる |
| スカウトの高評価 | 「今の投手陣に入っていける実力」「指先の感覚が良い」「ドラフト上位候補」など |
阪神から巨人へ！プロで積み重ねた成績と覚醒の兆し
プロ入り後、最初の2年は苦しみましたが、2020年に32試合登板・防御率2.08とついに本領発揮。2021年には自己最多の44試合登板も達成。
2023年には19試合で防御率2.45、奪三振率9.00と好成績を残し、現役ドラフトで読売ジャイアンツへ移籍。
そして2025年6月時点、防御率3.38・WHIP1.13・被安打率.158という“中継ぎ適性抜群”の数値。
特にホームで防御率0.00という安定感は、巨人ブルペンにとって救世主的存在。
150km/h近いストレートと新習得のフォークが勝負の幅を広げています。
“馬場劇場”と称されるピンチでの粘りも健在。
球場がどよめく場面でこそ、彼の真価が光るのです！
「巨人の馬場」としてのババちゃん、カッコいいですよねぇ〜！
阪神で苦しんだ時期もあったけど、努力を続けて“勝負できる場所”を自分で掴んだ感じ、ホント感動します。
2025年は数字も良いし、リリーフの中核になってきてます。
何より、ババちゃんが投げると球場の雰囲気が変わる！
あの存在感、間違いなくジャイアンツの希望ですわ！
⚾WHIP（ウィップ）ってなに？
WHIPはピッチャーの【コントロールの良さ】や【相手にチャンスを与えない力】を表す数字なんだ。
正式にはこう書くよ👇
Walks + Hits / Innings Pitched
（フォアボール + ヒット）÷ 投げたイニング数
つまり、
「1イニング（＝3アウト分）投げるあいだに、何人のランナーを出したか？」を示す数字なんです。
WHIP1.13ってどういう意味？
「1イニング投げると、だいたい1.13人のランナーを出してるよ」ということ！
この数字が 小さいほど良い です。
たとえば：
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WHIP 1.00：10イニングで10人だけ出した → すごく優秀！
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WHIP 1.50：10イニングで15人出した → ランナー出しすぎ💦
⚾ 馬場皐輔選手のWHIP1.13はどう？
WHIP1.13はかなり良い成績！
たとえば、プロ野球で「1.20以下」ならエース級と呼ばれることもあるんだ。
だから馬場選手の「WHIP1.13」は、
「無駄なランナーをあまり出さず、安定したピッチングができてる」ってこと！
まとめ
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WHIPは、1イニングに何人ランナーを出したかの平均。
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数字が低いほど、ピッチャーとしてスゴい。
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馬場選手のWHIP1.13は、なかなか立派！
“ババちゃん”の今と未来〜クローザー候補としての可能性
2025年のシーズン途中ながら、防御率3.38という安定感。
ビジター防御率の改善は今後の課題ですが、ホームでの圧倒的な無失点記録が光ります。
WHIP1.13は中継ぎ投手として優秀な数字であり、阿部慎之助監督のもとでの起用も柔軟。
将来的には“クローザー候補”として名前が挙がる可能性も高いでしょう。
加えて、愛称「ババちゃん」での親近感、ファンサービスの良さ、後輩への面倒見の良さなど、チーム内外からの信頼も厚い。
通算113試合登板の実績を生かして、ブルペンリーダーとしての役割を担うことも期待されています。
馬場皐輔。この名前は、巨人の未来に欠かせないピースになろうとしています。
ババちゃんの魅力って、“実力＋人柄”のセットなんですよね！
巨人って大きな看板の球団だけど、その中で存在感を発揮するには、ただの成績だけじゃダメ。
でも彼は、投球でも魅せて、ファンにも愛されてる。
クローザー候補？ぜひやってほしい！
「9回裏・2アウト・ババちゃん登場」で東京ドームが揺れる日、めちゃくちゃ楽しみにしてます！！
馬場皐輔はまだまだ“進化の途中”
仙台育英で見せた才覚、大学での進化、ドラフトの華、そしてプロの舞台での苦難と覚醒…。
馬場皐輔の野球人生は、まさに“起承転結”の物語です。
2025年現在も成長を続ける「ババちゃん」は、今まさに“転”から“結”へ向かおうとしています。
ファンとして、野球好きとして、そして一人の表現者として、彼の未来を全力で応援したいと思います！
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